低血糖症治療を行なっている患者と家族そして治療の携わる人々による≪低血糖症治療の会≫が活動しています。
2006年1月に第一回研修会、6月に第2回研修会、11月に組織設立のための準備委員会が持たれました。そして、2007年1月には第3回研修会と設立総会を持たれました。第4回研修会と総会は6/28(木)でしたが、非常に充実したものになりました。今回は精神科医もお二人参加されました。記録DVDが発売されていますのでご利用ください。
この会の運営のためには、役員は無給で働いており、事務運営は随時マリヤ・クリニックと㈱ヨーゼフの職員がそれぞれの給与で働いております。
また、㈱ヨーゼフより半年間のサプリメント購入が一定額以上の方には、研修会参加の経費を㈱ヨーゼフが負担して招待しております。会員の方は、㈱ヨーゼフに詳細をご質問下さい。
この会を通して、多くの方が低血糖症を理解し改善していかれることを願っております。
アメリカでは、以下のようなものがインターネットで調べても簡単に探し出せますが、日本で、この治療に関して協力し合う組織は全くないだけではなく、いまだに積極的に治療をしているのは少数の医療機関だけです。マリヤ・クリニックでは、1987年の開業以来低血糖症の治療を進めてきました。2006年になって低血糖症の治療をするという医療機関も起こってきましたが、単に栄養食品を提供するだけといったもので、低血糖症のもたらす複合的な病状を理解した治療には至っておりません。
低血糖症財団 http://www.hypoglycemia.org/
低血糖症フォーラム http://www.hypoglycemia.itgo.com/
実際には、少なくとも数百万人いると思われる患者さんとその家族が、精神病や慢性疲労症候群などと混同され、解決の出口もなく苦闘していることと思われます。
株式会社ヨーゼフでは2004年5月に「低血糖症治療の手引」を出版して多くの反響を呼びましたが、それでも実際に治療を始めようとする医師は非常に少ないのが現実です。また、その改善体験や糸口、協力も必要です。そこで、これまでのようにマリヤ・クリニックだけが孤軍奮闘で治療するよりも、多くの方の協力を得て、治療を進めていくと共に社会的に啓発していくことを模索しております。
(理事会の皆さん)
2007年4月に「低血糖症と精神疾患治療の手引」を発行したので、さらに多くの精神科医や内科医の問い合わせを受けており、喜んでおります。
会の働きとしては、ホームページや参加サイトの作成、勉強会や交流会の開催、治療方法や体験の公開、資料の収集、会誌の発行、協力医療機関の募集などを行ないたいと願っております。
積極的に御協力いただける方に集まっていただきたいと思っております。
活動計画
- 定期総会とセミナーの開催(2月、6月、10月)
- 講演、院長講義、栄養情報、交流、
- 朝10時半~16時
- 会費3,000~5,000円(会場費、食費、講師料込み)㈱ヨーゼフのポイントを充てることができます。
- 理事会(11月)
- 低血糖症に関する啓発と情報提供
- ホームページの作成 http://teikettou.com
- 協力者・アイデアの募集
- 「低血糖症と精神疾患治療の手引」の販売と改訂の継続
- 会報の発行(年2~3回)
- 会の活動の報告と案内
- 海外情報の翻訳 (協力者の募集)
- 低血糖症情報
- 治療の進展
- 治療方法の発展と浸透
- カウンセリングや栄養指導、生活アドバイス
- グループ作り
- 交流と体験記
- ホームページと会報による
- 地域交流会の実施或いは、インターネットによる対談。
- 人材の育成
- 指導・アドバイスする人材の確保
- 活動の充実
- 将来構想の検討
- 宿泊治療・療養設備の建設
- 治療を推進する医師や専門職の発掘と協力
- その他