低血糖症とは

はじめにお読み下さい

 低血糖症治療に関しての説明をさせていただきます。
よくお読みになって、納得された場合には、ご本人のサインをして治療をお申し込みください。事務的になって大変申し訳ありませんが、お問合せの電話や来院のために、1件30分以上かかる場合が多く、診察や事務手続きに支障がきたしております。私たちの志す分子整合栄養医学では、個人差を重視するので、診察と治療に非常に時間がかかります。そして、KYB(Know Your Body 健康自主管理)のためには、医者任せではなく、患者さんやご家族のご理解が大事であり、EBM(Evidence Based Medicine 証拠に基づいた医療)には、医者やスタッフと患者さんとのしっかりとした連携が必要だからです。なお、全く血液検査をされなかったり、報告せずに勝手な治療を選択する患者さんについては、当院では対応できませんので、ご了解ください。

低血糖症について

低血糖症概要図 へのリンク

 低血糖症とは、血糖値の低い状態及び血糖値が正常でないことから起こる症状を言います。
様々な症状が現れ、疲れやすい・眠たい・動悸・情緒不安定・集中力がない・・・・・等、様々な症状を訴えます。元々、糖尿病など糖の耐性の弱い体質の人や不規則な食事を摂る人に起こり易いとも言われています。

>>資料

検査について

当日は必ず保険証をお持ちください

〔Ⅰ〕 5時間の75gブドウ糖負荷試験を行ないます。検査は、空腹時とブドウ糖を服用後の8回の血糖とインシュリン濃度を調べ、尿検査、検温を行ないます。(全部で9回の採血と尿を採り、体温を測ります。)

  • (1) 検査前日の夜10時(22時)以降、絶食です。お水は飲んでも構いませんが、お茶やジュース等は飲まないで下さい。お酒・タバコは控えて下さい。
  • (2) 来院後、1回目の尿検査、採血、検温
  • (3) ブドウ糖75gを飲み検査開始、空腹時採血後2回~7回目まで30分毎に採血・尿検査・検温を行ない、その後8~9回目を1時間おきに採血・尿検査・検温を行なって、終了します。

〔Ⅱ〕 一般検査として、貧血、肝機能、脂質代謝、甲状腺、(アレルギー)検査を行ないます。また腹部エコー検査を行なう事があります。

〔Ⅲ〕 その他、患者さんの症状により、潜在性貧血の有無を調べるフェリチン、精神症状とのかかわりを診る為の亜鉛と銅、まれにカテコールアミン検査を自費で行ないます。

 検査終了後にプロテイン錠剤を提供および、希望により疲労回復の為のビタミンC・Bの点滴を行います。

検査のお申し込み

低血糖症検査には、症状経過等の資料郵送3日後、電話で予約をして下さい。
資料到着の確認が出来ましたら検査の日付を打ち合わせ致します。
検査に関わる費用のご質問がございましたらお知らせ下さい。

✿ 一度予約されて来院されなかった場合、次回は予約金2,000円(税抜)を事前にお支払いにならなければ予約を受け付けません。(一度予約をされますと、看護師、栄養士2名が業務に拘束されます。また、他の患者さんの予約をお断りしなければなりません。そのような事情をお察し下さい。)

✿ 診察はAM8:30に始まります。当日中に検体を提出するために遅くてもAM9:00までにご来院下さい。まず尿検査から始まります。来院が遅れたり、食事を摂ってしまったりした場合には、検査はできません。

検査中の御注意

▼ 薬を常用している方は、事前に医師又は受付にお申し出下さい。
▼ 検査中、気分が悪くなった場合すぐお申し出下さい。
▼ 検査終了後、人により体内のホルモンや血糖のバランスが悪くなる場合がありますので、食事は野菜を中心にした暖かな食べ物を何回かに分けて摂り、よく身体を休めて下さい。
▼ 血液検査を受けた事のある方は検査データを御持参下さい。

検査費用について(税抜)

項目名 金額
5h糖負荷試験(低血糖症検査) ¥20,000
医師指導料(栄養士込み) ¥ 5,000
亜鉛・銅検査費用 ¥ 2,535
フェリチン検査費用 ¥ 1,740
セロトニン検査費用 ¥ 2,000
カテコーラミン検査費用 ¥ 2,700
合計 自費検査費用 ¥33,975

※その他、別途診察料がかかります。

検査結果のお知らせと治療方針の確認

検査結果は2週間後に出ます。結果をお知らせし、その意味を説明しますので、予約をして御来院ください。説明には、1時間程度を要します。

低血糖症その他の病状が明らかになった場合には、栄養その他の指導をいたします。治療のためには、栄養食品を処方します。経済的な考慮も必要ですが、これまでの治療では市販の安くても質の劣るものや内容量の少ないものを用いても、殆ど病状の改善は期待できませんでした。処方と指導に従えば、基本的には3~5週間で体調は良くなり、6ヶ月くらいで治療の効果に伴い処方量は減ります。

その後、指示された期間ごとに定期的に来院して症状の変化、栄養剤の摂取や効果などをご報告、ご相談ください。

費用や諸事情などの対応について御遠慮なく御相談ください。

検査・治療のお申し込み

低血糖症の治療・検査には、以下の検査申込書が必要です。
検査予約する前に、印刷し必要事項を記入のうえマリヤ・クリニックへお送りください。
郵送3日後に当院へ電話してください。検査の日程を決めさせていただきます。

検査申込書類ダウンロード

住所・地図

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